あんずのお酒 2014

原料の杏は長野県産信州大実。それをホワイトリカーのなかにたっぷり漬け込んで作った本格果実酒です。

国税庁の出している資料では、日本で一番多く生産されているリキュールは杏で、梅酒より多い。
杏リキュールでは杏露酒が有名だけど、梅酒より多く飲まれてるとは思えないので本当に一番多いのかは疑わしいけど、人気があってたくさん飲まれているのは間違いない。

味は梅酒に似ている。そもそも梅と同じバラ科スモモ属の植物で近いのだから似ていて当たり前だけど。
味は梅酒よりとがった部分がなく、全体的に丸い印象。万人受けする味ってやつかな。
個人的には他にない個性的なものを作りたいけれど、こういうのがあってもいいし、安心して他人に上げられるのは助かるのも事実。個性が強いと食事にも合わないし。そのあたりが難しい。

農協の資料によると、信州大実はジャムなどの加工品に向いている品種とのこと。

出荷は限定50本の予定。

杏の生産者は林 悦男さん
生産者No.15190529