イタリア式の果実酒を和の柑橘「小夏」で作る
南イタリア伝統のリキュール、リモンチェッロを高知県産小夏を使って作りました。柚子を思わせる華やかな香りと、苦味が少なさが特徴。香りが良く飲みやすい口当たりで女性にオススメです。
フリークス第一弾のお酒
開業してすぐに作った商品第一弾が「夏みかんチェッロ」と「小夏チェッロ」だった。最初の商品に夏みかんと小夏を選んだことに理由はない。完全にたまたまである。12月を予定していた免許の交付が遅れに遅れ、開業できたの4月、設備投資が終わり商品を生産できるようになったのが5月。果物の旬はたいていが秋と冬で、ようやく整った時に市場に出回っている果物が夏みかんと小夏しかなかったんである。
当初まったく考えていなかったが作ってみたら意外とおいしかった。
小夏はユズの変種で柑橘では珍しく皮の白い部分が苦くなく、甘みもある（というより実より甘い）ので食べられる。柑橘で果実酒を作ると皮の苦みが出るがそれがないので癖がなく飲みやすい。
柑橘の苦みは個性なので別にあってもかまわないのだがそれが嫌いな人もいる。嫌われる要素がないというのはそれはそれでよい。円に角がないからといって個性がないというわけではないという格言の通りである。
欠点は夏みかんや柚子との間にある圧倒的な知名度の差。「小夏のお酒を是非のみたいです！」という人にはまだあったことない。
柑橘は種類が多くどれで作っても大体美味しいのだが、天草とか宇和ゴールドとか知名度がない品種が多く、趣味で作るなら楽しいが商品化となるとちょっと困る。売り込まなくても勝手に売れてくれるような商品なら非常に助かるのに。
おすすめの飲み方
よく冷やして、ストレートで飲むのが一般的なリモンチェッロのスタイルです。
少し度数が高いため、ロックもオススメです。 酸味のある柑橘系のジュースとカクテルしても、美味しく頂けます。
香りが良いので、カキ氷やアイスクリームにかけると美味しいです。
基本情報
- 内容量
- 500ml
- アルコール度数
- 20度
- 原材料
- 小夏（高知産）
- 砂糖
- スピリッツ
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