進捗レポート5 開発状況の報告とサンプル希望者の募集

連日の更新となってしまい申しわけありません。忙しかったとはいえ、今にして思えば合間合間でブログの更新くらいできたはずなんですが、仕事をこなすというのは難しいものですね。更新頻度を増やして1回分を短くした方が読みやすいのは分かってるんですが、更新日を決めた方がよかったですね。

1.開発状況の報告
2.サンプル希望の方へ

1.開発状況の報告
アブサンはニガヨモギのフランス語名です。ニガヨモギは日本では手に入りませんがヨモギは手に入ります。日本のヨモギでアブサンを作るのが今回の企画意図です。

使用したヨモギは和菓子用のものです。
自然農法 兵庫県但馬産 但馬よもぎ本舗 さん(http://www.tajimayomogi.com/)の蒸しヨモギを使用しました。

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▲しっかりとしたヨモギの香りがします。

乾燥ヨモギでも良かったのですが乾燥だと色がキレイに出ないのでは?と思いコチラのペーストを使用しました。

材料費はなかなかのものでした。ネットで調べれば分かるので書きますが送料込みとはいえ1kgあたりで2000円を超えたのは初めてです。今までの仕入で一番高かったのが水尾の柚子で1500円/kgでした。
(もっとも柚子は皮の部分が多いですし、ヨモギはすぐ使えるよう加工されてるので実質柚子の方がまだ高いですが)

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▲なんら躊躇なくどっさり入れてやった

今の和菓子の世界ではヨモギを使っていないケースも多いですね。
ヨモギの香りの香料と緑の着色料を混ぜた粉末が大手メーカーから販売されていて、温泉饅頭のヨモギ味とかはその粉をプレーンの饅頭の生地に混ぜたのが主流だそうです(マンガの情報です)。

作ってるときにそれを思い出して気づいたのですが、このヨモギはもしかしてかなり高級な和菓子用だったのでは?
いいのでしょうか?こんなにお酒につかっちゃって。怒られるかな?

アブサンの隠し味にレモンの皮またはレモングラス(フランス語でメリッサ)を加えるのがポピュラーなようです。
うちには京都のブランド果物 水尾の柚子を使った柚子チェッロ用に皮を漬け込んで香りを出したお酒があります。これを加えて柚子の香りをつける予定です。

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▲柚子チェッロの原酒 95%のアルコールに「水尾の柚子」の皮をどっさり入れたもの

2.サンプル希望の方へ
開発上少し悩んでいるところがあるのでサンプルを配布して皆さんの意見をお聞きしたいなと思っています。

ヨモギだけで作ると上の写真のように緑になりますが、アニスやスターアニスを加えると下の写真のように緑と茶を混ぜた色になります。

アブサンの味はほとんどアニスの味ですから入れないとアブサンっぽくありません。
ただヨモギ+柚子の段階でもなかなか美味しいですし、色はキレイです。

「高級和菓子用のヨモギをふんだんに使っておきながら、アニスを山ほどいれてアニス味にしてしまうのは無粋ではないか?」
「でもアニス入れないとアブサンじゃなくない?」
というのが悩みです。

もともと正式販売モデルとクラウドファンディング限定モデルの二つを作る予定でしたので、アニスを入れたものと入れなかったものの2つを作るつもりです。

どちらを限定モデルにするかを決めてもらおうかと思っています。

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▲サンプル配布用の150ccボトル(右は4本セット 1本撮り忘れ)

申し込みはこちらのネットショップ(http://store.fruitliqueurfreaks.com/)からお願いします。
住所などの取り扱い(暗号化)と費用の決済の手間とリストアップの手間の簡略化を考えてネットショップで販売ページを作ることにしました。

サンプルの内容は
・baseのFLFsネットショップから希望者のみ申し込み
・サンプルは2種類
・A.ヨモギと柚子のお酒
 B.アニス・フェンネル・八角・山椒のビターリキュール4本セット
・Aが500円、Bが1980円です。送料が別にかかります。
・内容量はすべて150ccです。

まずAのヨモギと柚子のお酒をお飲みいただいて、
「アニスを足したら」「スターアニスで個性をつけたら」などをBを足してお試しいただければと思います。

「このままで良い(悪い)」「○○を何cc加えると深みが出る」などなど
感想はSNSやfacebookでお送りいただければ参考にします。

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